先日会社から全員にコロナウィルス抗体検査キットが配布されました。
函館も感染者が増えているので、営業活動でお客様に少しでも安心感を与えられるようにとの配慮です。
ちなみに、ワクチン接触の1回目を受けてしまった人、2回目を受けて1週間経っていない人は正しく診断できないのでできません。
今までくわしく調べたこともなかったのですが、PCR検査、抗原検査、抗体検査の違いってなんだろう??
という事で調べてみました。
PCR検査とは
検査したいウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ検出させる検査方法です。
鼻や咽頭を拭って細胞を採取し、検査を行います。感染してから発症する数日前より検出可能とされています。
主に体内にウイルスが検査時点で存在するかを調べるときに用います。
感度は約70%程度と言われており、検体採取をした場所にウイルスが存在しなかった場合などは感染していた場合でも陰性となってしまう場合があります。
そのため検査機関によってはウイルスを検出できなかったケースを「陰性」とはせず「検出せず」と表現する場合もあります。
抗原検査とは
検査したいウイルスの抗体を用いてウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。
PCR検査に比べ検出率は劣りますが、少ない時間で結果が出る、特別な検査機器を必要としないことから速やかに判断が必要な場合等に用いられることが多いです。
みなさんが病院でインフルエンザの検査をするときはこの抗原検査を行っていることが多いです。
抗体検査とは
過去にそのウイルスに感染していたかを調べる検査です。
ウイルスに感染すると形成されるタンパク質(抗体)が血液中に存在するかを調べます。
体内に抗体ができるまでには時間がかかり、現在そのウイルスに感染していないことの検査に用いることは難しいとされています。
ウイルスに感染した場合だけでなく、ワクチンを打ったことによって抗体ができた場合にも陽性となります。
コチラの検査は自治体の公表する新型コロナウイルスの検査実施数にカウントされません。
上の図のように初期段階の感染の診断にはちょっと弱いようです。
早速やってみましょう!
同梱物はこちら。
テストカセット、バッファー、スポイト、ランセット、消毒綿です。
こちらがテストカセット。
Sのところに血液を垂らすんですね。
血液を垂らしたら、バッファーの液を2滴入れて15分ほど待ちます。
こちらをプチっと指先に刺すんですね。
いざプチっとしようと思うとちょっとビビりますね(笑)
やってみるとたいしたことなかった(笑)
刺したところをしぼってスポイトで血液を吸い取ります。
写真も撮ったのですが、自主規制しておきます(笑)
血液を垂らして、バッファーの液を垂らすとこのように左に染みていきます。
このまま15分放置です。
Cはきちんと診断が出来た印です。
そのほかの線が出ていないので、陰性で抗体が無いということになります。
血液での検査が苦手な方は唾液でできるタイプもあります。
ワクチンの予約も済んでいますが、その前に確認できてちょっと安心でした。
PCR検査も個人で病院で予約して受けられますが、病院によってずいぶん金額の差があるようですのでしっかり調べてから予約するといいかもしれませんね。
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